香港出張
もう一回あるかもしれないが、今年4回目の海外である。 現在、当社役員と香港に来ている。
今年は例年以上に渡航回数が多かった。 それでも、どんなに多く日本を離れていようと、遠く離れて冷静に眺める母国に色々な事を感じるのも事実。 悪いところばかりに目が行きがちだが、決してそうではない点が多々ある事に気付く。 これは、米国生活時代に芽生えた感覚であり、その気持ちを現在も大切に、せめて日本を離れている間くらい色々な尺度で日本を分析してみたいと思っている。 近くにないから見えるもの、それを見ようと試行錯誤を繰り返す。 そうやって感覚を養うのである。
今回は、当社が大会スポンサーを務めている世界で唯一のF1ラジコン世界選手権であるF1RCGP(www.f1rcgp.com)の最終戦、香港大会に立ち会う事、並びに当社の海外展開を加速させる為に幾つかのビジネスミーティングを持つ事であった。 この実現には、大会主催者である北澤秀郎さんや、香港のラジコンショップ、WAIGO MODEL HOBBIES LTD.(www.waigohobby.com)の皆さんの多大なご協力があったのは言うまでもない。 この場を借りて、厚くお礼申し上げる次第である。
ショッピングモールの真ん中がサーキットというこの上ない立地条件であった事もあり、大変多くの人が足を止めてくれた。 香港大会は大成功だったと思う。 この地には、実車F1への登竜門と言われるマカオGPが毎年開催されている。 ヨットハーバーや街中を疾走するF1モナコGPをご存知の皆さんは多いと思うが、実はマカオGPをアジアのモナコGPと称す人も多数存在する。 現在F1で活躍する多くのドライバーが、過去登竜門としてこの地を走っている。 そんな歴史もあって、ここ香港はF1に対して所縁のある土地である。 それが、日本での大会以上に多くの参加者が見受けられた理由であると思う。 更に特筆に値したのは、香港の人達の娯楽に対する夢中さである。 熱狂ぶりが日本の比ではない。 これはどの国に行っても感じる事である。 決して楽しんでない訳ではないのだが、日本人独特の奥床しさが出てしまう。 これは世界的に見ると極めて奇異に映る部分である。 楽しいならもっとはしゃぐ。 それが出来たら、世界中でもっと日本人は違った見られ方をするはずである。 その見られ方の変化は、そのまま人生の可能性に密接に関係していくだろう。
その可能性、当社も追いかけている。 前期から海外の企業との業務提携を狙い幾つかの有力企業にアプローチしている。 こういった点では、当社は日本に籍を置く会社だが日本企業らしくないと思っている。 どんどん海外に打って出ていく所存だ。 上手くいく事もあれば、そうでない事もあるだろう。 それでも、一つ一つデータを並べて検証し、打診先を絞り込んでいく。 そこには決心という最終プロセスがある。 大切なのは、この決心という行為である。 決心に至る直前に検証を行う訳だが、そこには重要な因子が沢山並ぶ。 どの点に注目し、どの点を捨てるのかを検討する。 そうやって取捨選択をしていく。 上手くいかなかったとしても、データが手元にある以上、因子を並べ替えて次なる手を考える。 そうやってデータベースを積み上げていく。 無駄なんてない。 必ずこの努力が報われると信じている。 報われないといけないと思っている。 何故なら、当社の成功はそのまま社会貢献に直結するからである。
来年、またこの素晴らしいアジアの街に戻ってこようと思う。 100万ドルの夜景を有す香港という街に。
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